さよならホンコンエンシス

常緑樹は（特に花木の場合）真冬を除いて年がら年じゅう葉やら花やら実やら落とすので
正直うんざりしていたところもあるけれど伐採となると心が痛む
5年半の感謝を込めてお清めをした後、さとる氏にホンコンエンシスを抜いてもらった
これで完全に更地に戻ったエリア6
今後ここをバックヤードとして徐々に整えていく予定



またさとる氏への発注が増えそうです^^;
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減植

エリア6は納屋の後ろに隠れて死角となっており、何かと疎かになってしまう小さな植栽スペースだ
画像を探してみてもそもそも写真すらあまり撮っていなかった
ここを減築ならぬ減庭（いや、庭は減らないから減植かな）して完全にバックヤードにしてしまおうと計画
移植などの準備を少しずつ進めてきたが問題は高さ3mにもなる常緑ヤマボウシ‘ホンコンエンシス’
抜くのは無理そうなので1本のみ残すか、それとも根だけ残して伐採か･･･と悩むのだった

　
　

写真はこれまでに撮った過去のものです
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裏庭から裏方へ

エリア6は納屋の裏の小さな植栽スペース
納屋が目隠しとなって普段目に入らないので多少荒れていても目をつむってしまい
この夏は水遣り以外はとうとう足を踏み入れることがなかった近くて遠いエリア
この事態を重く受け止め、ここはいっそのこと植栽をやめてバックヤードに切り替えることにした
休眠期に入ったら準備を始めよう

　
　

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ユキノシタ

セミシェードのグラウンドカバーとしてポリゴナム、ディコンドラ、クサソテツなど強健と言われる
植物をいろいろ試してみたが、ドライシェードのためかどれも思ったように広がってくれない
そんな中、里山から子株をもらってきたユキノシタだけは着々と陣営を拡大している
湿り気を好むものと思っていたが乾燥をもろともせずあちこちにランナーを伸ばしている
斑入りの葉もかわいいが春には可憐な花も咲く庭守オススメのシェードプランツだ

　
　

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クジャクシダ

繊細でレースのような葉を持つシダ類が好きだ
まさにクジャクの尾羽のように広がるやわらかな葉のクジャクシダ
新芽の頃は銅葉のようだが次第に明るいグリーンへと変わる
スッと伸ばしたワイヤーのような細い茎の先にふわりと葉を広げるので密植した拙庭でも
場所を取らずに上手にスペースを利用してくれる

　


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ハクサンボク

日本自生のビバーナム・ジャポニカム
星のような小さな花がたくさん集まって咲く姿はまるでアジサイのようだ
蕾の時はピンクがかっているのに開花すると純白
拙庭では植え付けて2年目の今年初めて花が咲いた
常緑の葉は厚みのある照り葉で、秋には赤い実がなるのがお楽しみ




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ユキノシタ

庭の隅っこや木の下など植物が茂ってくると手が届かなくなる場所がある
そんな場所にも雑草は生えてくるから、抜きたいけど抜けずにイライラが募る
だったらグラウンドカバーで覆ってしまおう！といくつかの植物を試した結果、
一番調子が良く、ランナーでどんどん殖えてくれるのがユキノシタ
さすが日本に古くから自生する植物だけあって、全く手が掛からず丈夫で助かる

黄金葉カシワバアジサイの黄葉

未だ落葉せず黄葉を保っているアジサイがある
黄金葉のカシワバアジサイ‘リトルハニー’だ
他のアジサイはとっくに葉を落として休眠しているのにどうしたことだろう
初夏のレモンイエローとはまた違うがこの山吹色もひときわ目を引く存在だ
同じ株でも足元の葉はもっとずっと赤みを帯びている

　

ヘレボルスとヒメツルソバ

常緑のヤマボウシの足元ではヘレボルスの新芽が上がってきた
冬枯れしていく植物が多い中、瑞々しい新緑が眩しい
この時期、新芽を邪魔しないよう古葉はすべて取り除いてやるとよい
その奥ではヒメツルソバが広がってボンボンのようなピンクの花を咲かせている
ともすると雑草に分類されることもあるヒメツルソバだが庭守の大好きなグランドカバーだ

　

ミズヒキ

ミズヒキの花穂が上がってきた
こちらは白い花だが、斑入り葉の方は赤い花が咲く
どちらにしろ地味な花だがスクリーン効果が楽しめるので手前に植えてある
エリア2の斑入り葉の方は先日の台風で花穂をメタメタにされてしまったので
開花にはもう少し時間がかかりそう